給食センター・学校・保育園からの発注は、いまもFAX・電話・献立表(献立予定表)が大半。商品は「白身魚フライ」「唐揚げ」など通称・略称で書かれ、規格(1個g数・ケース入数・メーカー)の枝分かれも膨大です。届いた注文をAIが読み取り→自社品番を自動特定→数量を拾い出し、担当者は確認するだけに。
| 注文表記 | 特定した自社品番 | 数量 | 自信度 |
|---|---|---|---|
| 白身魚フライ 40g | FF-0402 ホキ白身フライ 40g(30個×10) | 620食 | 高 98% |
| 唐揚(国産) 25g | KA-1125 国産鶏唐揚げ 25g(1kg×10) | 620食 | 高 96% |
| 深谷ねぎコロ | KO-0330 深谷ねぎコロッケ 60g (g数の指定なし) | 620食 | 中 74% |
| ひじき煮 | 候補2件 (前回=HJ-201 ひじき煮 40g) | 6袋 | 低 46% |
いま受注1件を、基幹への入力・在庫台帳・配送伝票・請求データ・顧客管理(CRM/SFA)…と何度も転記していませんか。同時転記AIなら、受注確定の1アクションで必要な全システムへ自動反映。二重入力とその転記ミスをまるごと無くします。既存の基幹はそのまま、間をn8nでつなぐだけです。受注のたびに得意先カルテの取引実績も自動で最新化されます。
| 得意先 | さいたま市桜区共同調理場 様 |
|---|---|
| 納品日 | 6/15(月) AM(時間指定 8:30まで) |
| 品目 | ホキ白身フライ40g 620/国産鶏唐揚げ25g 620/深谷ねぎコロッケ60g 620/ひじき煮40g 6袋 |
| 特記 | 卵アレルギー 5名分は代替献立で別梱包 |
学校給食では、納入する全商品について「食品規格書(原材料・アレルゲン28品目・栄養成分・製造工程・コンタミ情報)」の提出が必須。しかも給食センター/教育委員会ごとに提出様式がバラバラ。5,000品×取引先ごとの独自フォーマットは、いまベテランの手作業と督促対応で回っているはずです。ここを自社規格書DB → 各校様式へAIが自動転記・生成します。
学校給食で最も神経を使うのがアレルギー事故の防止。献立の各料理に使う納入商品のアレルゲンと、児童ごとの除去対象を突き合わせ、「そのまま提供可/代替食が必要/要確認」を自動で仕分け。代替食の提案と別梱包指示まで一気通貫にします。
| 献立 | 使用商品(自社) | アレルゲン |
|---|---|---|
| 白身魚フライ | FF-0402 | 卵 小麦 |
| ひじきの煮物 | HJ-201 | 大豆 |
| 深谷ねぎコロッケ | KO-0330 | 小麦 乳 |
| 味付たまご | TM-050 | 卵 |
| 児童 | 除去対象 |
|---|---|
| A児(年長) | 卵 |
| B児(年中) | 乳 小麦 |
| C児(年少) | えび かに |
学校給食は「〇時までに納品」の時間厳守が命。配達先40市町村・時間指定・冷凍便の積載を踏まえ、提供時刻から逆算した最適ルートをAIが生成。急な追加・欠品の差し替えにも即再計算します。
各校の献立予定表は先に決まるのが給食の特徴。翌月の献立から自社商品の必要量を先読みし、賞味期限(先入先出)を見ながら発注タイミングを提案。冷凍在庫の欠品・期限切れ廃棄の両方を抑えます。
| 商品 | 予測必要量 | 現在庫 | 発注提案 |
|---|---|---|---|
| FF-0402 白身フライ40g | 4,200個 | 1,800個 | 要発注 3ケース |
| KA-1125 国産鶏唐揚25g | 3,900個 | 4,500個 | 十分 |
| KO-0330 ねぎコロッケ | 2,600個 | 900個 | 至急 5ケース |
| HJ-201 ひじき煮40g | 620袋 | 800袋 | 十分 |
| 商品/ロット | 期限 | 在庫 | 提案 |
|---|---|---|---|
| 味付たまご TM-050 Lot 2504A | 残19日 | 240袋 | 来週献立へ優先充当 |
| 深谷ねぎコロッケ Lot 2503C | 残8日 | 60個 | 試食提案/特売で消化 |
| ひじき煮 HJ-201 Lot 2502B | 残88日 | 800袋 | 通常消化でOK |
海幸水産様にも「新規の学校・法人給食の開拓」「既存校への新商品・季節メニュー提案」という営業があります。これはPFSが自社の営業でAI化して成果を出している領域そのもの。提案準備→商談→議事録→CRM/SFA記録→次アクションまでを"線"で自動化し、担当者は栄養士・調理員との対話に集中できます。②で貯まる受注・納品データと、この商談・提案データが同じCRM/SFA(顧客カルテ)に一本化されます。
| 得意先 | 年度取引 | 直近の商談・提案 | 次アクション | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 大宮北小学校 | 28回 / ¥2.1M | 地産地消メニュー提案(6/10) | 試食→2週後フォロー | 商談中 |
| 桜区共同調理場 | 42回 / ¥3.36M | 6/15納品を実績追記(②連携) | 7月新商品の定期提案 | 受注継続 |
| みどり保育園 | 15回 / ¥0.8M | アレルギー個別対応の相談 | 代替商品セット提案 | 商談中 |
| 〇〇食品サービス(委託) | 新規 | コスト重視の初回打診 | 相見積・単価表提示 | 新規開拓 |
5,000品の商品知識、アレルゲン、規格書の所在、在庫、配送……。ベテランに集中する問い合わせをAIが一次対応。社内の商品DB・在庫・規格書を根拠付きで即答し、電話応対や新人教育の負担を下げます。
①〜⑧の機能はバラバラの道具ではなく、n8n(各システムを束ねる中間ハブ)を中心に1本の業務としてつながっています。現状のFAX・献立表・電話はそのまま入口に、既存の基幹・在庫・配送・請求も入れ替えずに、間をn8nとAIが自動でつなぐ全体像です。
| 入れ替え不要 | 既存の基幹・在庫・会計はそのまま。前段/間にAIを後付け |
| 台数課金なし | セルフホストで動かせ、ユーザー数で費用が膨らまない |
| 壊れにくい | 画面変更に強く、組んだフローが自社資産として残る |
| 段階導入 | 1業務ずつ。まず入口→本丸(規格書/アレルギー)→拡張 |